HOMEフォーラム > 聖地めぐり > 鞍馬山 フォーラム

ルルド 鞍馬山 バリ島 出雲大社 伊勢神宮 チベット セント・デヴィッズ 熊野 恐山

鞍馬山


鞍馬寺本殿

鞍馬山と言えば、日本人には『弁慶と義経』の義経が剣術の修行をした場所として有名である。鞍馬山の天狗といわれた義経を慕って鞍馬山と鞍馬寺を訪れる人も多いだろう。しかし、近年、別の理由でこの山を訪れる人達が増えている。霊気ヒーリングに興味ある人達だ。霊気ヒーリングの教祖の臼井さんが、秘伝を伝授した場所、あるいは開眼した場所と聞いている。現在では、多くのハイカーの注目も浴びている。

多宝塔

京都の駅から電車に乗って鞍馬まで行き、まず仁王門に迎えられる。ここより内は、御本尊である宇宙の大霊『尊天』の浄域であるので、身を浄めこころを正して登山することになっている。清らかなの霊気がなんとも言えない。この門を過ぎた山麓からケーブルカー『牛若丸』に乗って200メートルほど登っていくと、まもなく多宝塔に辿り着く。ここからゆっくり転法輪堂の方へと足をすすめる。この辺りは木陰に「シャガ」という白い花を咲かせる欄のような植物が密生していて、訪問者の目を楽しませてくれる。転法輪堂のあたりからは、かなたに比叡山が眺められる。また、この変は桜の名所でもある。

奥の院の入り口

鞍馬寺の御本尊は『尊天』、すべての生命を生かして下さる宇宙の大霊であり、そのお働きは、愛と光りと力になって表れるので、それぞれを千手観音菩薩、毘沙門天、護法魔王尊のお姿であらわして、三身一体尊天と呼ぶそうだ。また、本殿地下は、自らの霊性の目覚めを祈願する道場となっている。宇宙の大霊である『尊天』の世界に近付き、ついには合一するために、自分の霊性に目覚め与えられた生命を輝かせながら、明るく正しく力強く生きていくことが鞍馬山の信仰だそうだ。そのために以下の三つのことを日常生活において実践する生活即信仰を説いている。


1 非行悪言を慎み、己を完成する。
2 真実誠心を以って、世に尽くす人となる。
3 尊天より御力を戴きて、強き信念を確立する。

スピリチュアリズムによく似た思想なので、大変いごごちがいい山だ。あまり違和感を感じない。尊天を大神霊あるいは神様と呼び名を変えれば、そのまま近代スピリチュアリズムにつながる鞍馬山信仰。

木根で覆われている奥の院の細道

ここからぜひ奥の院へと足を運ぼう。途中熊が出るので気をつけるようにとの立て札があり、訪問者をぎょっとさせるが、それに挫けることなく前進。それよりも木の根道の根の方に目を奪われる。

魔王殿

山中に満ちる霊気が一段と冷えてくると、伝教大師が参籠して祈願をしたと伝えられ、牛若丸が夜ごと天狗を相手に剣術修行をしたといわれている不動堂が突然杉木立の中に現れる。そこを過ぎてさらに降りていくとやがて魔王殿が現れる。そこは、ハイカー達が中継点として通過していくほか、あまり人が来ないので、瞑想に向いている。美味しい水があったのも覚えている。私がここで瞑想していたら、からだが熱くなる不思議な体験をした。聖山といわれる所以であろう。霊山鞍馬山の霊気はまだ熱いし、この山は生きていると帰り道つくづく思った。(H)